市民自治をめざす三多摩議員ネットワークの記者会見報告
昨年に引き続き、議員の永年表彰制度などの廃止を求めた申入れを次の3議長会会長に送付したことの記者会見です。
(参加者:門間淑子(羽村市)、森てるお(西東京市)、島崎英治(三鷹市)、名取美佐子(日野市)、重松朋宏(国立市)、大沢ゆたか(立川市))
議員研修予算の内訳
●総予算額・・・・・128万3千円内訳
会場費・・・・30万
設営費・・・・20万(垂れ幕や照明)
講師謝礼・・・50万(不足した場合は別途各市より徴収)
印刷製本・・・22万(後に講演内容が製本され全議員に配布)
食料費・・・・・5万(会場でジュースがでる)
その他・・・・郵便料、雑費
などです。
各市からのバス26台分のため、駐車場もかりますが、予算書にはみあたらず、別途支出の可能性もあり。
東京都市議長会の表彰経費
●総予算額・・・・・545,000円内訳
記念品代(@3,500×100名)・・・・350,000円
賞状
・用紙代(@100×100名)・・・・・10,000円
・筆耕代
全文(@4,000×4枚)・・・・・ 16,000円
名前等(@240×100名)・・・・24,000円
・印刷代(@200×100名)・・・・・20,000円
丸筒代(@250×100名) ・・・・・・ 25,000円
表彰次第書印刷代・・・・・・・・・・ 100,000円
昨年の議長会申し入れ(2003.1.8)後の変化
*東京都市議長会・・・・・ 54,5000円
*関東議長会・・・・・・ 1,935,000円
*全国議長会・・・・・ 33,820,000円2.東京都市議長会申し入れア)都市議長会主催の議員研修の見直し・・・従来通り実施
研修会費用 1,283,000円(講師は北川正恭さん)
イ)管外会議の廃止
2003.5の臨時会で廃止決定・・・自治会館での定例会議に変更影響額 予算から =638,000円
各市の負担金16,000円×26市=416,000円
各市の持ち出し(宿泊料1人12,000円×3人)×26市
=936,000円
当番市から会場設営のため職員出張(日帰り)
次期当番市からも職員出張(日帰り)少なく見積もっても、総額200万程度は削減された(試算)◎波及効果か?東京都市長会の管外研修廃止
毎年8月、箱根で開かれて来た管外研修は、クレストホテル(立川市)に変更。
研修事業の見直しにより、研修予算は180万の減額
(理由・・宿泊者の減、クレストホテルの活性化)
2004年1月30日
東京都市議会議長会
会長 東久留米市議会議長 甲斐 次義 様
申 入 書
貴議長会におかれましては、地方自治の発展と市議会の活性化に向けてご尽力いただき、ありがとうございます。
私たちは三多摩地域で活動する無所属の市町村議員を中心とするネットワークです。市民に開かれた議会のあり方や様々な政策研究、行動などに取り組んでいます。
さて、私たちは昨年1月、貴議長会の永年勤続表彰制度と記念品の授与、議員研修会、管外会議について徹底した見直しを求める申し入れをいたしました。
永年表彰制度は議員の特権意識の現れ以外のなにものでもありません。私たち自治体議員は4年ごとの選挙によって選ばれているのであり、その市民からの評価の他に、さらに当選回数の多さによって議長会から表彰される必要はありません。
また、貴議長会主催の議員研修会については、この表彰式と合わせた催しとなっており、残念ながら現状では貴重な時間と税金を使って開催するに値する内容とは言えません。
貴議長会では、一昨年まで総会を管外の山梨県や群馬県の温泉地で開催してきましたが、その必要性は全く理解できないものでした。
各市とも厳しい財政状況の中、徹底した事務事業の見直しに努めています。各市からの負担金という貴重な市民の税金によって成り立つ議長会においても、その使い道についての精査が求められるのは当然のことです。
よって、再度、下記のことについて申し入れいたします。
記
1.永年表彰制度を早急に廃止すること
2.貴議長会主催の議員研修について廃止も含めた見直しを行うこと
3.必要のない管外会議を行わないこと
*すでに見直しがされているものがあれば、その内容もあわせて、2月末日までに文書にてご回答をお願いいたします。
市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク
2003年度事務局
西東京市保谷町5-3-27-101
森てるお事務所気付
2004年1月30日
全国市議会議長会
会長 北九州市議会議長 片山 尹 様
永年勤続表彰制度の廃止を求める申入書
貴議長会におかれましては、地方自治の発展と市議会の活性化に向けてご尽力いただき、ありがとうございます。
私たちは東京都三多摩地域で活動する無所属議員を中心とするネットワークです。市民に開かれた議会のあり方や様々な政策研究、行動などに取り組んでいます。
さて、貴議長会には永年勤続表彰制度があり勤続年数に応じた記念品の授与も行われていますが、私たちはこの表彰制度は議員の特権意識の現れ以外のなにものでもないと考えます。私たち自治体議員は4年ごとの選挙によって選ばれているのであり、その市民からの評価の他に、さらに当選回数の多さによって議長会から表彰される必要はありません。
また、各市とも厳しい財政状況の中、徹底した事務事業の見直しに努めています。各市からの負担金という貴重な市民の税金によって成り立つ議長会においても、その使い道についての精査が求められるのは当然のことです。
昨年の私たちの申し入れに対して、「長い歴史があり、表彰を受けるかどうかは本人の選択である」などの会長コメントが発表されているようですが、全く納得できるものではありません。私たちはあらためて、永年勤続表彰制度を早急に廃止するよう申し入れます。
市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク
2003年度事務局
西東京市保谷町5-3-27-101
森てるお事務所気付
2004年1月30
日関東市議会議長会
会長 平塚市議会議長 陶山 豊彦 様
永年勤続表彰制度の廃止を求める申入書
貴議長会におかれましては、地方自治の発展と市議会の活性化に向けてご尽力いただき、ありがとうございます。
私たちは東京都三多摩地域で活動する無所属議員を中心とするネットワークです。市民に開かれた議会のあり方や様々な政策研究、行動などに取り組んでいます。
さて、貴議長会には永年勤続表彰制度があり勤続年数に応じた記念品の授与も行われていますが、私たちはこの表彰制度は議員の特権意識の現れ以外のなにものでもないと考えます。私たち自治体議員は4年ごとの選挙によって選ばれているのであり、その市民からの評価の他に、さらに当選回数の多さによって議長会から表彰される必要はありません。
また、各市とも厳しい財政状況の中、徹底した事務事業の見直しに努めています。各市からの負担金という貴重な市民の税金によって成り立つ議長会においても、その使い道についての精査が求められるのは当然のことです。
昨年も同様の申し入れをしておりますが、私たちはあらためて、永年勤続表彰制度を早急に廃止するよう申し入れます。
市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク
2003年度事務局
西東京市保谷町5-3-27-101
森てるお事務所気付